妊婦の夏乗り切り術。夏バテ予防は今のうちから!

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妊婦さんは病気ではありません。よって体調が良ければ普段と同じように生活して大丈夫です。

ただし妊娠中は体温調節が難しいので、夏の暑い時期や季節の変わり目などには注意が必要です。夏バテしてから対処法を実践するのではなく、日頃から健康に心がけること、体力をつけておくことが大事なのです。

夏は体力を消耗しますね。夏の蒸し暑さで体調を崩さないよう、妊婦さんの夏バテ予防についてまとめました。この夏、元気にお過ごし下さいね!

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夏は大変よね!

妊婦は夏バテしやすいの?


妊娠するとカラダの水分量は妊娠前の20~30%増加します。循環血液量は40~50%も増えます。つまり妊婦さんのカラダは水太り状態です。

しかし、これは健康な状態なのです。赤ちゃんにスムーズに栄養や酸素が送られるように、体のメカニズムはよくできているのです。

妊婦さんは通常よりも胃腸機能が低下しやすい状態であることも、この体内水分量増加と関係があります。

つまり

妊娠中は水太り➡体の冷え➡胃腸機能低下➡食欲低下➡エネルギー不足➡夏バテ
妊娠中は普段と比べて夏バテしやすくなるのです。そして冷房による冷えにも、いつもより注意が必要です。

胃腸の働きがキーポイント!


口に入れた食べ物・飲み物をまず溜めて置くこと、それは胃袋の役割の一つです。
冷たい物の摂りすぎで胃袋が冷えてしまうと、胃腸の働きが低下してしまいます。
胃腸を、体の主電源と考えてみてください。主電源がスリープ状態では、体の各部位
の働きも弱まります。体の各機能も胃腸次第といっても過言ではありません。

胃腸をいたわりましょう

・よく噛んで、ゆっくりと食事をしましょう
・食前・食事中には、お茶などを控えめにしましょう(胃液が薄まり消化力が落ちる)
・消化に良い食事を心がけましょう

 生もの(刺身)や油こい物、マヨネーズやドレッシングたっぷりの生サラダこってり系麺類(パスタ、ラーメン)は控えめに
・お腹の冷え予防に、腹帯を毎日身に着ける(蒸れにくい岩田帯タイプがおすすめ)
 ➔おなかを圧迫しないよう注意して巻きます。
・甘い菓子類は胃腸での消化に時間がかかります。
 アイスクリームや氷菓子はもちろんおすすめできません。甘味の強いものは控えめに。
・ストレスをためないよう、
 ウォーキングやストレッチでしっかり体を動かしモヤモヤ感を発散させましょう。

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夏を乗り切るのは、お腹の調子がポイントなのね!

規則正しい生活も大事


一日の始まりに朝日を浴びることで人の体はしっかり目覚め、体のスイッチがONになります。夜更かしは禁物。早寝早起きを心がけましょう。

夏の暑い時期は早朝散歩をおすすめします。日中は体力消耗が激しく、炎天下では歩くこともままなりません。

午前中の太陽のエネルギーはホルモンバランス的にも妊婦さんにとても良いといわれています。長く歩く必要はありません。体調に合わせて20~30分、爽やかなウォーキングで体をほぐしてみてください。体力もつきますよ。

暑くて寝苦しいときは


妊婦さんは暑さに加えて、大きなお腹が気になって眠りにくいこともあります。
寝る姿勢も体を横にするなど工夫が必要です。トイレが近くなり、夜中に数回目がさめることも多くなります。

寝る前の数時間クーラーで寝室を冷やして、眠りやすい環境を整えましょう。
寝る時にクーラーをOFFにして、夜中に扇風機などで部屋の空気を回すだけでも快適さがちがいます。その際、風が直接体にあたらないよう調節して下さいね。

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部屋を冷やせば快適ね!

食欲がないときは


暑い季節は誰でも食欲が落ちます。しかし、食欲がないからと水分ばかり摂って何も食べないのは、ママにも赤ちゃんにもよくありません。

冷えたご飯にお茶をかけて梅干しで食べるなど、簡単でいいのです。
紫蘇ふりかけを混ぜたおにぎりを小さめに数個作っておいて、少しずつ食べるのも良いですね。

火を使わずに調理できるものばかり食べていると、体が冷えます。
蒸し野菜をゴマ醤油で和えたり、トマトも温スープにしてさっぱりたべると美味しいです。

基本はご飯中心の食生活ですが、体調によっておかゆ(リゾット)や和食の麺類(うどん・そうめん・そば)を取り入れると、食べやすいですね。←のどの通りが良くても、なるべくよく噛んで召し上がってください。

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食欲がないときは麺類ね!

まとめ


妊婦さんの体力も人それぞれ個人差があります。暑さでバテるかどうかは、日頃からの健康レベルが関係します。元気な赤ちゃんを産むには、ある程度体に余力が必要です。
今からでも遅くはありません。食事内容にも気を遣いながら胃腸を元気に整えて、規則正しい生活を送りましょう。
妊娠中にしっかり体力をつけることは、産後の回復力、育児力にもつながります。


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管理薬剤師  宮崎 法幸

東京薬科大学卒業後、都内企業にて医薬品販売を学ぶ。 その後、農業に携わる時期があり、食と農と健康の関係を詳しく学ぶ。 薬剤師、温熱整体療法士。

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