不妊治療で離婚を考える方に伝えたいこと。

このエントリーをはてなブックマークに追加

不妊治療は時間もお金もかかり、ストレスも相当なものがあります。またホルモン治療の副作用などで心身ともに消耗してしまう方も少なくありません。

そんな中で離婚という結果になってしまう方も少なからずおられると聞きますし、そういった相談も実際受けることがよくあります。

しかし、不妊治療そのものが離婚につながるというのではなく、それに向かう心持ち、心構えが本当は大事なのです。

不妊治療なんて、しょせん道具にすぎません。道具に使われて、大切な心を見失ってしまうのはとても残念なことです。

幸い私どものところで相談された方で離婚された方はおられませんので、あえて私の考えとして以下ポイントをお話します。

IMG_2669.JPG
どうしたらいいのかな。


不妊治療で心のすれ違いが起こるとき


「夫が検査を受けてくれない!」「私だけ頑張っている気がする...」という愚痴がいろいろ積み重なってくるのは、不妊治療を始めてからすぐではなく、比較的後の方になってからです。

さて、多くの方がすれ違っていくきっかけの第1位は
「タイミングを取ることに一生懸命になること」にあります。

病院で「この日に性交してください。」と言われたり、基礎体温表などから判断してタイミングを取ろうとする行為が何度も続くと、それ以外の夫婦生活が全くなくなってしまっていることがよくあります。

これでは子供を授かる可能性は低くなるうえ、夫婦仲にも影が差してくることになります。

奥様が、排卵日にメールで知らせるだけでも旦那さんは滅入ってしまうというのに、「この日だからね!」と念を押されるようになると、そのうち、旦那さんは内心「俺はタネを出す機械か!」という妙なキレ方をしてしまうことになりかねません。

またタイミングを重視するあまり、排卵期以外の性交は無駄なものと言われているような気がして誘いづらくなり、あげく「子作りのための夫婦生活」に嫌気がさしてくるのです。残念なことです。

タイミング法は万能か?

そもそも絶妙なタイミングというものはハッキリ言ってありません。ウサギや豚などの動物は、交尾排卵と言って、交尾した時にホルモンがどば~と出て、排卵が起こります。

理性の力が強い人間といえども本能を持っています。「今日かな?明日かな?こんな体位でいいかな?」などいろいろ考えていると本能的なセックスはできなくなります。当然、妊娠するというカラダの働きは落ちてしまうのです。

タイミングなんて「だいたいこの周辺かな~」くらいが分かっていれば結構。大事なのは気持ちの通じあう質の高い夫婦生活を数多くできているかどうかです。

ホルモンは精神状態に常に左右されます。排卵期以外にご夫婦で肌を重ねあうこともない人は、なぜそうなのかを考えてみましょう。

ご夫婦は触れ合うことが大切ですよ。

夫婦は子供を作るためのもの?

― 子供は夫婦の愛情交換の結果 ―

結婚とは何でしょう?いろいろな見方がありますが、私はこのように教えてもらっています。

それは、結婚は一番身近な他人を授かることです。

結婚することで様々な問題が次から次へと湧いて出てきます。独身の時とはまた違って、人間的にとても成長することができます。

さらに子供ができたら、もっともっと大変な問題が次から次へと出てきます。そんな中で、「自分はどんな人間なのか?」「このままでいいのか?」を突き付けられます。

なかなかこんな自分の一生に添い遂げてあげようという人は考えてみるととっても有難い存在です。

不妊治療が長く続いている方の中には、「このまま自分と一緒にいて果たしてこの人は幸せになれるだろうか?」という思い遣りの気持ちから、離婚を考えられる方も出てきます。

しかしこれは、赤ちゃんを授かれないことが一番の原因なので、私としては、もし今まで体づくりをしっかりされていないのであれば、そこにぜひ挑戦していただければと心から願います。

子供はいずれ社会にお返しする預かりもの(あなたがそうされてきたように...)

私たちの命は先祖から連綿と繋がっています。先祖が1人でも欠けたら私たちはここにいません。子供は祖先から授かるものなのです。

祖先が1人の生命を私たちを通じてこの世に送り出してくれるのです。すなわち子供は親が所有する存在ではないということですね。

子供を授かるとは言っても貰うわけではなく、いずれ立派にして社会にお返しするものなのです。

子供が授かっても、親元にいるのは20年前後ですから、その後の大半の人生は、夫婦で生きていくことになります。

その一番身近な人との、二度とない大切なこの時を感謝しつつ、大事に過ごしていきたいと私自身そう思っています。

まとめ

不妊治療は時間もお金もかかり、ストレスも相当なものがあります。またホルモン治療の副作用などで心身ともに消耗してしまう方が多いですね。


そんな中で離婚という結果になってしまう方もおられるようですが、本当は不妊治療そのものが離婚につながるというのではなく、それ以前に夫婦として未来に向かっていく心持ち、心構えが大事だと思っています。

そして本当に「元気で健康な赤ちゃんを授かりたい!」と願うのであれば、まずしっかりした身体づくりをすることが大事です。

あせるだけでなく「急がば回れ」ということです。

このエントリーをはてなブックマークに追加

漢方のことなら、
おまかせください。

「私って不妊タイプかも?」と気になっていらっしゃる方が増えています。 なかには、結婚前から「赤ちゃんを授かりやすい体づくりを」と来店される方もいらっしゃいます。 「結婚したらすぐ赤ちゃんができるものと...
薬局で鎮痛剤を求める方が増えています。その中でも特に気になるのが 生理痛を訴える若い女性です。 「痛みでつらく、授業も集中できない」 「仕事にならないくらいきつい」 「痛くなってからでは遅いから...
赤ちゃんを母乳で育てたいと望む妊婦さんが96%以上であるなか、実際に母乳で育てているお母さんは50%にも満たないそうです。 おっぱい生活を順調に送るために、母乳外来をおすすめします。 母乳で愛情をたく...
妊婦さんは病気ではありません。よって体調が良ければ普段と同じように生活して大丈夫です。 ただし妊娠中は体温調節が難しいので、夏の暑い時期や季節の変わり目などには注意が必要です。夏バテしてから対処法を実...
赤ちゃんを望むのに、なかなか授からない・・・そのストレスがまたさらなるストレスを呼び、ますます妊娠から遠ざかる、そんなご夫婦にお会いするたび、何とかしてその悪循環から抜け出してもらいたいと思っています...
不妊で悩んでおられる方で、もし日常的に体をあまり動かしておられなければ、まずはウォーキングを始められるのはいかがでしょう。 ウォーキングには、不妊体質の改善にとっても良い3つの効果があります。 1、全...
不妊治療は時間もお金もかかり、ストレスも相当なものがあります。またホルモン治療の副作用などで心身ともに消耗してしまう方も少なくありません。 そんな中で離婚という結果になってしまう方も少なからずおられる...
不妊治療には、とにかくたくさんのお金がかかります。特に体外授精をはじめとして、高度生殖医療となると、ある程度まとまった金額が必要になりますね。 ただ、ありがたいことに多額の医療費を支払った場合には、不...
35歳以上で出産することを高齢出産と言い、50歳以上での出産を超高齢出産と呼びます。 不妊治療に限らず、その後の妊娠・出産という大仕事は体力を多く使うため、高齢になればなるほど、体に負担がかかります。...
今日は平日でしたが、 お盆前で 朝の広場には、 いつも土曜に開かれる 朝市が立ってました。 威勢のいいおばちゃんたちと 地域の子供たちが 一緒にラジオ体操を するのは実は初めての事です。 にこやかな朝...
今日も暑いです。 裏手にある明倫小学校からは プールに来ている子供たちの歓声が聞こえてきます。 夏の抽選会で花火セットが当たって喜ぶ女の子。 ちょっとブレちゃいました(^^;) さて、 こんな日は、の...
昨日は水俣の 「海と夕焼け」というホテルに泊まり、 今朝は、近くの 「星野富弘美術館」にお邪魔しました。 小さい美術館ですが、 たくさんの温かい心をもらいました。 さて、 水俣病と聞いても、 おそらく...
昨日の激しい雨がうそのような晴天! 今日は母乳育児談話会(ヘルシーマザーの会)でした。 お店の中も赤ちゃん達の笑顔で快晴です。 前半はアブラの話でした。  現代の日本人は40年前と比べると、 なんと約...
いい季節になりましたね。 日が昇るのも早くなりましたが、 「春眠暁を覚えず」の故事のとおり、 ふにゃふにゃと惰眠をむさぼる今日この頃です(^^;) 街の桜は今年は一気に咲いて散ってしまいましたが、 い...
朝晩は寒いですが・・・ 日中はまだまだ暖かくて助かります。 今日は、例月のマザーの会 「ベビーマッサージ」をやりました。 これから寒くなっていくでしょうから、 今年は、これが最後のベビーマッサージにな...

宮崎薬局
子宝カウンセラー・管理薬剤師  宮崎 佳詠子

女性のカラダはホルモンバランスによって大きく体調が左右されます。 そんな女性が本来もっている力を引き出すお手伝いができれば幸いです。


ヘルシーみやざき鹿島薬局
管理薬剤師  宮崎 法幸

東京薬科大学卒業後、都内企業にて医薬品販売を学ぶ。 その後、農業に携わる時期があり、食と農と健康の関係を詳しく学ぶ。 薬剤師、温熱整体療法士。

〒843-0024
佐賀県武雄市武雄町大字富岡12506-3
電話:0954-26-8222